こんにちは!海神あらき歯科・矯正歯科です。
18歳から20代前半の方々が歯科医院を訪れられる理由のひとつに「親知らず」があります。親知らずとは18歳から20歳頃に生えてくる1番奥の歯のことをいいます。
親知らずは抜いた方がいいのか、抜くのは痛いのかなど皆さんからよく頂く質問をもとに、今回は親知らずについてお話していきます。
親知らずとは

親知らずとは前歯から数えて8番目の永久歯のことをいいます。
生えてくる時期は個人差がありますが大体18歳から20歳ごろに生えてきます。
永久歯が生え揃うのが大体12歳頃ですが、親知らずは18歳から20歳と他の永久歯よりも遅く生えてきます。
そのため生えてくる位置の異常が多く、斜めに倒れて生えてきたり、歯茎に埋まったまま(埋伏歯)のことがあります。
親知らずは抜いた方がいいのか
親知らずはそのままにしておくと、歯周病や虫歯、智歯周囲炎などの原因になることが多いです。
そのため多くの歯科医院では抜歯をおすすめされることがほとんどかと思います。
また親知らずを抜かずにそのままにしておくことで、親知らず自体も心配ですが、手前の7番目の歯も虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
親知らずはどんなに歯磨きが上手な方でも、十分にブラッシングできる方はほとんどおらず、虫歯や周囲炎を引き起こしやすいです。
虫歯のリスクが高い方や親知らずが斜めに生えている方は早めに抜歯することをおすすめします。
抜歯しなくてもいい場合
ただし必ずしも親知らずがあるからといって抜歯が必要という訳ではありません。
以下のような理由から抜歯を行わないこともあります。
真っ直ぐきれいに生えていて、ブラッシングも十分にできている方
完全に骨の中に埋まっていて、今後も問題が起こらないと診断された場合
移植歯として残しておく場合
親知らずを抜くのは痛いか
親知らずを抜く際には表面麻酔(塗る麻酔)をしっかり塗ったあと浸潤麻酔(針の麻酔)を行います。
必ず麻酔がしっかりと効いているかを確認したうえで治療を行って参りますので、治療中のお痛みはほとんど無いと言ってもいいでしょう。
ただし痛みはなくても、抜く際に力がかかるため圧迫感を感じたり、お口を大きく開いていてもらわないといけないので 少ししんどいかもしれません。その様な時は手を挙げてスタッフに教えてもらえると途中休憩をはさみながら処置を行うことも出来ますのでご安心ください。
まとめ
親知らずの抜歯を考えておられる方がいらっしゃいましたら、一度歯科医院で検査してもらう事をおすすめします!
海神あらき歯科・矯正歯科では歯科用CTを設置しております。親知らずを抜く際に注意が必要な「歯と神経の距離」も確認しながら抜歯する事が出来ますので、非常に安心です。安心安全に抜歯を行いたい方は、CT撮影がおすすめです。
ご希望の方は是非当院までお問い合わせ下さい。