診療案内
インビザライン
マウスピースを用いた目立ちにくい矯正治療
インビザラインは全世界において1000万人以上のユーザー実績をもつ矯正装置です。当院では、小児矯正から始められる「インビザライン・ファースト」や「インビザライン・ティーン」にも対応しています。それぞれ適応症などございますので、事前にしっかりと検査を行い最適な方法をご提案いたします。
インビザラインの特徴
- 装置が透明で目立ちにくい
- 治療中の痛みが少ない
- 通院回数が少なくて済む
- 1日の装着時間は長め
- 取り外し可能なため衛生的
- 金属アレルギーのお子さんも使用できる
親知らずの抜歯
親知らずとは
親知らずは第3大臼歯(6才臼歯の2本後の歯)、中央の歯から数えて(抜いてある歯やもともと生えてこなかった歯を含め)8歯目の歯のことを言います。永久歯の中で一番最後に生えてくるためスペースがなく、横や斜めに傾いたり、骨の中に埋まったまま生えてこない場合もあります。
親知らずの生え方
まっすぐ生えるケース
親知らずがまっすぐ生えていて、上の歯と噛み合っているのでちゃんと磨ければ残せるケースです。
水平埋伏のケース
親知らずが横を向いて埋まっていて隣の歯が虫歯になったり、清掃性が悪いために炎症を起こして腫れてしまうリスクが高いため、抜歯をした方が良いケースです。親知らずと神経が近い場合は、安全のためにCT撮影をして位置関係を確認します。
親知らずは抜いた方が良い?
親知らずが生えてくる場所は歯ブラシが届きにくいので、細菌が繁殖しやすく、虫歯になりやすい状態です。また、親知らずが無理に生えてきて隣の歯を圧迫していたり痛みがある場合や、衛生面でトラブルを引き起こす可能性がある場合は、抜歯をした方が良いケースが多くなります。
親知らずが生えてきてもトラブルを起こしていなければ、必ずしも抜歯をする必要はありません。
親知らず抜歯後の痛みや腫れについて
親知らずだから必ず抜歯後は腫れるなどということはありません。事前の的確な診断とプランニングで効率的に抜歯を行うことで、周りの組織の侵襲を少なくし、腫れや痛みを可能なかぎり少なくすることが重要です。
また痛みの感じ方にも個人差はありますが、術後にお渡しする痛み止めでほぼ改善されますのでご安心ください。
入れ歯 TUMデンチャー
TUM(タム)デンチャーとは
タムデンチャーはとても薄型で軽量ながら耐久性と適合性及び適度な弾力性を兼ね備え、 異物感のない快適な着け心地をお約束します。入れ歯が沈むのを防ぐ為の小さい金属のみを使用し、大部分はとても軽くて丈夫な樹脂で製作されます。 これによりお口の中で抜群のフィット感を実現する事ができ、異物感が全くなくなりました。
TUM(タム)デンチャーの特徴
- 金具の見えない自然な形設計が自由なので金具を使う必要がなくなりました。口元を気にせず、大きな口で笑っていただけます。
- 軽くて装着感が良い金具を使用していないので締めつけられる感じがありません。
- フィット感に優れている科学的に安定した素材なので、変形・アレルギーの心配がありません。
インプラント
歯を失ってしまった方への治療法
インプラント治療とは、歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。
入れ歯やブリッジと異なり、隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、自分の歯と同じような感覚で違和感なく噛むことができるようになります。 また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、上顎の総入れ歯で口蓋が無いものを使用される場合などには、インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。
インプラント治療の流れ
- 事前検査インプラント治療を始める前には、慎重な事前検査が必要になります。レントゲン撮影・CTスキャン・口腔内模型検査などによる十分な検査を行い、綿密な治療計画を立てます。患者様の同意を得てから手術の日程を決めます。
- 治療開始お口の中が清潔で炎症のない状態であることが確認したうえで、治療を開始します。局部麻酔を行ったあと、顎の骨にインプラントを埋め込みます。このインプラントが新しい歯の土台となります。手術後は、インプラントと骨が結合するまで待ちます。様々な条件によって期間が異なりますが、2ヶ月~半年が目安となります。
- 人工歯の装着インプラントが顎の骨と結合したら、インプラントの上にアバットメントを連結して人工の歯(上部構造)を装着する準備をします。
- 人工の歯(上部構造)を装着インプラントのヘッドに人工の歯(上部構造)を装着します。これでインプラントを装着する治療が終わります。
- メインテナンス(検診)インプラントを長持ちさせるため、メインテナンス(検診)に定期的に通っていただきます。インプラントのネジの締まり具合を点検したり、噛み合わせの調整も必要になります。また、インプラントは虫歯にはなりませんが、メインテナンスを十分に行わないと歯周病にかかることがありますので、そうしたトラブルを防ぐためにも治療後もしっかりとサポートいたします。
歯周病治療
日本の成人の約80%が感染している歯周病
歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌に感染し、歯ぐきが腫れたり、出血したり、最終的には歯周組織が破壊されて歯が抜けてしまう病気です。 歯肉炎、歯周炎とも呼ばれています。
歯垢(プラーク)は時間が経つと歯磨きでは取り除くことができない歯石になります。 歯石自体は歯周病の原因ではありませんが、歯磨きでは除去できないため周囲のプラークの除去を困難にし、専門的な治療が必要となるケースがあります。
歯周病治療の流れ
- 歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影 歯周病の原因は一人ひとり異なりますので、治療していく前に検査を行い、それぞれに適した治療を行っていきます。
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プラークを除去
歯周病の原因は歯垢(プラーク)なので、プラークを除去して付きにくくすることが治療の基本となります。
歯科衛生士による歯磨き指導や歯間ブラシ、デンタルフロスなどで改善をはかります。簡単に落とせる歯石やプラークを落していき、検査にて改善を確認します。
軽度の歯周炎の方はここまでで治療が完了します。 - 歯と歯肉の間に溜まっていた歯石や歯垢(プラーク)除去 中等度~重度の歯周炎の場合、歯石が深くまであるため取りきれません。 このような場合は外科的な治療が必要となります。麻酔をしてから歯肉の切開をし、歯と歯肉の間に溜まっていた歯石や歯垢(プラーク)を除去します。
- メインテナンス 口の中の細菌を完全になくすことは難しく、歯周病は再発し易いので、治療完了後も定期的なメインテナンスが必要となります。 再発防止には患者様自身による歯垢(プラーク)のコントロールだけでなく、定期的に歯科医師や歯科衛生士による検診や治療を受け、歯をメインテナンスすることが重要です。
根管治療
根管治療とは
管治療(歯の根っこの治療)は、虫歯が神経まで到達してしまった場合に、神経の通る管(根管)の組織を取り除いて、根っこをキレイにする治療の事です。歯根治療とも呼ばれます。
虫歯を放置すると、やがて細菌が出す毒素や細菌自体が歯の内部にある歯の神経(歯髄)まで到達し、いわゆる虫歯の激痛を引き起こします。 また症状がさらに進みますと、歯に触れただけで痛んだり、腫れを伴うこととなります。
根管治療の必要性
根管治療とは歯の神経が入っていた空間である歯髄腔をきれいにして細菌が入り込まないように薬で密閉することです。歯髄腔は神経が死んでしまうと細菌が繁殖し、根の先から細菌や毒素が顎の骨の中に広がっていきます。この細菌によって副鼻腔炎や骨髄炎などの大きな病気になることもあります。この細菌は自然に治ることがないため、根管治療をして機械的に細菌を取り除き、新たに細菌が入らないように薬を緊密に詰める必要性があります。根管治療をすることで神経が死んでしまった歯でも長く使うことが可能になります。
根管治療で治せないケース
歯の根っこの先に膿が溜まってしまっている歯
溜まっている膿が軽度であれば、再度神経をキレイに消毒して膿を出すという処置をすれば改善できるので、抜歯には至りません。しかし、膿が重度で多く溜まってしまっている場合は、周りの骨をも溶かしてしまうことになるので、そうならないように抜歯することになります。
歯の根っこが割れている歯
歯の噛み合わせが強すぎたり、歯並びの問題で一部の歯だけに強すぎる負荷がかかる噛み合わせになる人がいます。そのような人は、ぐっと食いしばった拍子に、歯の根っこに負担がかかりすぎて、歯の根っこが割れてしまうことがあります。
歯の根っこが割れているので、もちろん痛みを伴います。折れてしまった根っこをくっつけることは出来ませんので抜歯することになります。もし、放置していると細菌感染が骨にまで広がってしまいます。
根管治療後の痛みについて
根管治療の後に歯に物が当たると痛かったり、咬むと痛かったりすることがあります。歯の根の周りには咬んだ時に硬い物や軟らかいものを判断する歯根膜という薄いクッションがあります。根の先からこの歯根膜に炎症が伝わると咬合時に痛みが出ます。
普通に咬んでも強い痛みがある時には、歯医者で治療している歯の咬み合わせを調整してもらいます。咬む時に刺激がなくなれば楽になります。また痛みが強ければ痛み止めを服用します。治療中の歯は安静にしておく必要があるため、咬まないように注意してください。
矯正歯科
当院の矯正歯科について
矯正治療を検討される方の大半は、見た目が綺麗になることを望まれています。当院では見た目の改善はもちろん、噛み合わせを重視した矯正治療を行なっております。
矯正歯科のメリット
歯並びを整えると、見た目の印象がよくなることは皆様ご存知かと思います。そのほかにも、よく噛めるようになることで食事を取りやすくなったり、胃腸への負担を減らすこともできます。
また、噛み合わせがよくなることで、肩こりや腰の痛みなどの全身症状の改善につながるケースもあるのです。歯科矯正で、より魅力的な口もとを作り、全身の健康も向上させていきましょう。
歯並びの乱れがおよぼす悪影響
歯並びが悪いとお口の自浄作用がはたらきにくくなるため汚れがたまりやすく、ブラッシングでも清掃しにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、噛み合わせによっては一部の歯に咬む力による負担が集中し、歯を失う原因となることがあります。
成人矯正
歯科矯正治療は、子どもが受けるイメージがあるかもしれません。しかし大人になってからでも始められ、きれいな歯並びを得ることができます。成人矯正の治療方針は外見のバランスや骨格的なズレ、咬み合わせのズレ、凸凹の程度、歯周組織の状態などを総合的に判断して決定します。その結果、成人の矯正歯科治療では歯の本数を減らして並べることがあります。これは骨の大きさと歯の大きさに不調和があるためで、この場合は、歯の器となる骨の大きさに合わせて歯の本数を減らします。
当院では歯周組織や歯の状態に不安のある方も、歯周組織に優しい治療方針を立てることが出来ます。まずはお気軽にご相談ください。
小児矯正
お子様の乳歯や生え替わったばかりの永久歯を見て、歯並びの乱れに悩まされている親御さんはたくさんいらっしゃいます。子どもの歯列矯正を始めるのに最適なタイミングは、一般的には永久歯が生え揃う前の小学校1年生くらいが治療を開始するベストタイミングだとされています。
しかしながら、矯正治療を開始する時期はケースによって異なるため、6歳臼歯が萌出した段階で、お子様のお口に不安がある親御さんはお気軽にご相談ください。
矯正治療の種類
- マルチブラケット矯正ワイヤーブラケットという器具を歯に接着して歯を動かします。ワイヤーブラケットは、オーソドックスなタイプの矯正装置です。歯面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そこにワイヤーを通して歯を理想の位置に移動させます。
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目立たない矯正マウスピース矯正(インビザライン)は、透明で目立ちにくく、痛みが少ないため、ワイヤー矯正に比べ、より快適に矯正治療をすることができます。治療中は透明なマウスピースを装着し、マウスピースの形を少しずつ変えることによって、歯を正しい位置に動かしていきます。
矯正治療をして、歯並びをキレイにしたいけど、周りの人に治療を気付かれたくない人におすすめです。 - 部分矯正通常の矯正とは異なり、気になる一部の歯を移動させて並べる治療方法です。患者様のご希望によっては「上の前歯だけのすき間が気になる…」、「下の歯の凸凹だけ治したい…」「八重歯だけ引っ込めたい…」などと思われる方は多いかと思います。しかし全体に矯正の装置をつけて治すには治療期間もかかるし、治療費も高いために矯正の治療をあきらめている、そのように思われている方にお勧めするのが部分矯正治療です。
- 裏側矯正裏側矯正(舌側矯正)とは、歯の表側ではなく裏側に装置を付けて矯正を行う方法です。歯の裏側に装置をつけ、そこにワイヤーを通し、持続的な力を加えて歯を動かします。最近はこの装置も小型化が進み、矯正歯科治療中も快適に過ごすことができるようになってきています。歯の裏側に装置をつけるため、他の人に気付かれにくいのが特徴の治療法です。
入れ歯
金属の留め金(クラスプ)が目立つため見た目を気にされる方には、ノンクラスプデンチャーをご用意しております。口腔内の状況によってはお勧めできない場合もあります。詳しくはお気軽に当院へご相談ください。
入れ歯の種類
入れ歯は大きく分けて「総入れ歯」と「部分入れ歯」に分類することができます。
総入れ歯
全ての歯を失ってしまった場合に使う入れ歯です。 顎の裏面も覆うような大きな入れ歯のことを指します。すべての歯を人 工歯によって補います。
部分入れ歯
歯を失った部分にのみ使用する入れ歯です。 歯が1本でも残っていれば、部分入れ歯を作ることになります。 残っている健康な歯を利用して入れ歯を固定します。
入れ歯の材質
ノンクラスプ・デンチャー
従来の入れ歯にあったような金属のバネが無く、半透明の材質なので装着しているように見えず、目立ちにくい入れ歯です。硬くないため心地よく装着していただけます。また、金属を使用していないので金属アレルギーの方でも安心して使用して頂けます。こちらは自費診療(保険外診療)による入れ歯になります。
金属床義歯
歯ぐきに触れる部分が金属で作られている入れ歯です。金属にすることで入れ歯を薄くすることができるので、保険適用の入れ歯よりもしゃべりやすかったり、食べ物の温度も伝わりやすく、おいしく食事ができます。 金属なので耐久性に優れており、残っている歯への影響も少ないです。こちらは自費診療(保険外診療)による入れ歯になります。
レジン床義歯
歯ぐきに触れる部分がレジン(特殊プラスチック)で作られた保険適用の入れ歯です。 強度を保つために厚みがあるため、食べ物の熱さや冷たさに対する熱伝導が悪く、また大きめに作らなければならないので違和感があったり、しゃべりにくいという難点があります。しかし、こちらは保険適用なので安価で作ることができ、ほとんどの症例で使用可能といったメリットがあります。
歯ぎしり・噛み合わせ
噛み合わせ治療とは
噛み合わせ治療とは、咬合状態の維持を図るためになされる全てを含める治療行為を意味します。噛み合わせ治療は、噛み合わせのズレに注目し、その噛み合わせを正しくすることで、病気や不調を改善していきます。
噛み合わせがずれてくると、人間の身体はそれを補正しようと、骨格が歪んできます。虫歯が1本もないとおっしゃる患者様も、実はご自身が気づいていないだけで、噛み合わせに問題のある方がほとんどです。
当院では、噛み合わせ治療を行う前に、原因をしっかり把握し、納得のいく説明を行った上で治療を行いますので、噛み合わせが気になる方は安心してご相談ください。
悪い噛み合わせがおよぼす悪影響
噛み合わせによる身体の関係は深く、噛み合わせの状態によって以下のような様々な症状を引き起こす場合があります。
- 顎を動かすと音がする
- 慢性的な首のこりや肩こり
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 背中、腰、膝の痛み
- 不眠症
- 神経症
- 胃腸障害
- 生理不順
- 血圧異常
歯ぎしりについて
歯ぎしり(ブラキシズム)は、歯をすり合わせたり強く噛みしめたりする行為です。自覚の無い方も多いかもしれませんが、睡眠時など無意識に歯ぎしりをしている方も多いです。
一般的な治療法は、スプリント(マウスピース)を装着し、歯ぎしりの負担を軽減させます。歯ぎしりの原因はストレスである可能性が高いため、ストレスを軽減することが最も重要です。
歯ぎしりが及ぼす悪影響
- 歯が折れる、すり減る
- 歯の根の破折
- 被せ物や詰め物が外れる、割れる
- 義歯が割れる
- 歯周病の悪化
- 顎関節症の悪化
- 肩こり、腰痛、偏頭痛、あごの疲れ、目の奥の痛みなどの体調不良
- 横で寝ている人の迷惑になることがある
- 睡眠時無呼吸症候群との関連性が指摘されている
口腔外科
口腔外科(こうくうげか)とは?
虫歯や歯周病の治療を除く、口内やその周囲の疾患を対象とする外科処置を行う診療科です。顎関節症、親知らずの抜歯(埋伏などの難しいケースの抜歯も含む)などを行っています。
顎関節症(がくかんせつしょう)とは?
の関節周りが何らかの原因で、カクカク音が鳴る、痛みや口が開かないなどの機能低下が起きることを言います。肩こり・頭痛・難聴・めまい・食欲不振などの症状が出てくる場合もあり、生活に支障をきたす場合があります。
生活習慣病的な部分が大きいため、歯ぎしりや偏咀嚼などの悪習癖を取り除くといった、患者様自身が行うセルフケアが治療の中心となります。その他には薬物療法、原因となる噛み合せの矯正、関節腔内を洗浄、内視鏡下での外科的手術などの方法によって治療を行うこともあります。
親知らずとは?
一般的に17~30歳頃に生えてくる前歯から数えて8番目の歯のことをいいます。永久歯の中で一番最後に生えてくるためスペースがなく、横や斜めに傾いたり、骨の中に埋まったまま生えてこない場合があります。
このような親知らずは腫れたり隣の歯まで虫歯になることが多く、トラブルの原因になりがちですので、抜歯をおすすめする場合があります。
小児歯科
大切なお子様の歯を守るためにできること
子どもの歯は大人になったときの歯並びに大きく影響します。顎の骨の成長をコントロールすることによって、大人になってから外科手術をせずに綺麗な歯並びになる可能性が高まります。また、子どもの時から歯の大切さを学ぶことによって、大人になっても歯を大切にする習慣が身につくでしょう。
当院では虫歯だけでなく、予防処置・歯並びもしっかりと診てまいります。
痛くない治療を心がけています
小児歯科ではお子様になるべく痛い思いをさせないことが重要と考えています。お子様が歯の治療で痛い経験をすると「歯医者嫌い」になってしまい、大人になってからも、歯や口に問題が起きたときに重症化するまで放置するようになってしまいがちだからです。
痛みの少ない優しい治療に努めていますので、安心してご相談ください。
なぜ乳歯は虫歯になりやすいのか?
- 乳歯は永久歯と比べると、エナメル質や象牙質が半分程度の厚さしかないため
- 哺乳瓶やお菓子を与えることが多いと、口の中に糖がある状態が長くなるため
- 乳歯は歯と歯の間に物がはさまりやすいため
- 乳歯は歯列がでこぼこしていて、うまく歯磨きしにくいため
虫歯の予防処置
当院では以下の予防処置も行っています。
フッ素の塗布
フッ素には歯質を強くし、虫歯菌の働きを抑える効果があります。フッ素を定期的に歯の表面に塗布することで、虫歯になりにくい歯を育てていきます。
シーラント処置
歯には複雑で細かい溝があり、特に奥歯は歯磨きをしても汚れを完全に取り除くのが困難です。そこで溝の中に虫歯菌が入り込まないように、溝の部分をシーラント(特殊プラスチック)で塞いで虫歯予防をします。
予防歯科
病気を予防するための治療
予防歯科では、虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、それらの病気を予防するための治療を行います。病気になってから治療をしたとしても、失ってしまった歯や歯ぐきは元には戻りません。 だからこそ、しっかり予防していくことが大切なのです。
PMTC
PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、直訳すると「専門家による機械を使った歯の清掃」という意味になります。様々な専用機器を使用して、虫歯や歯周病の最大の原因である「バイオフィルム(歯の表面についた細菌のかたまり)」や歯垢・歯石を除去していきます。あくまで歯のクリーニングなので、ドリルなどで歯を削ることはありません。
普段の歯磨きでは除去できない汚れが取れますので、爽快感を味わうことができます。バイオフィルムは約3ヶ月で再生されると言われていますので、定期的なPMTCをお勧めしています。
フッ素塗布
医院で歯に高濃度のフッ素を塗布します。フッ素を定期的に歯の表面に塗布する事で、虫歯になりにくい歯を育てていきます。十分な効果を得るためには、年に3~4回のフッ素塗布を行うことが理想です。
フッ素の3つの効果
- 歯質の強化する歯のエナメル質を硬くすることで、虫歯の原因菌が作り出す酸に強い歯を作っていきます。
- 再石灰化作用を助ける酸で溶けてしまった虫歯になりかけた部分をもとに戻す、唾液の再石灰化作用を助けます。
- 虫歯原因菌の活動を抑える虫歯の原因菌の活動を抑えて、歯を溶かす酸が作り出される量を抑制することができます。
審美歯科
上質なセラミックによる審美治療
見た目の改善を重視する審美治療では、「セラミック」による詰め物、被せ物が主流となっています。上質なセラミックは自由診療(保険適用外)の治療となりますが、保険適用の材質よりも天然の歯に近い色を出すことが可能です。
患者様のご希望に合わせたご提案をしておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
審美治療とは
通常の歯科治療よりもより見た目の改善を重視される患者様にお勧めするのが審美歯科治療です。当院では以下のようなご希望の患者様が来院されています。
来院される患者様のご希望
- 何年か前に詰めた銀歯を白くしたい
- 歯と歯ぐきの間の黒い部分をキレイにしたい
- 前歯の形や色、向きが気になる
- 全体的に歯を白くしたい
- 1本だけ色の違う歯が気になる
- 被せ物の材質の比較
ホワイトニング
白く美しい歯がつくる素敵な笑顔
ホワイトニング剤を塗布することで、歯の表面の黄ばみ色素を分解して歯を漂白していきます。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、家で行うホームホワイトニング、オフィスとホームを両方行うデュアルホワイトニングなどの方法があります。
当院のホワイトニングメニューについて
ホームホワイトニング
患者様専用のマウスピースを製作し、患者様自身がマウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて、家で毎日一定時間装着して漂白する方法です。
オフィスホワイトニング
歯科医院にて漂白を行う方法です。歯の表面に高濃度の薬液を塗布し、光を照射して歯の着色成分を変化させることで黄ばみを改善する方法です。
デュアルホワイトニング
プロによるオフィスホワイトニング、ご自宅でのホームホワイトニングを併用することで、より高い効果を得られるホワイトニング方法です。
歯の移植
歯の移植とは
歯の移植とは、むし歯が大きくて歯の根にまで到達しているような場合や歯が割れてしまったなど、残念ながら歯を残すことが難しい場合に、親知らずを移植歯として埋め直す治療です。これを「自家歯牙移植(じかしがいしょく)」といい、お口の中で、噛み合わせに機能していない歯を移植する治療法となります。
歯の移植のメリット・デメリット
メリット
- 歯にかかる刺激を伝える「歯根膜」が活かされるので、食べ物の歯ざわりを感じやすい
- 歯根膜がクッションになるため、噛む力を和らげられ、噛み合う歯を傷つけない
- ブリッジのように周囲の健康な歯を削らないので、負担をかけにくい
- 条件を満たせば保険を適用して治療可能
- 移植した後に矯正治療が可能なので、長期的に見て利点が大きい(インプラントの場合は埋め込んだ後に動かすことができません)
デメリット
- インプラントよりも技術的に難しい
- 親知らずなど、移植する歯(提供歯/ドナー歯)が必要である
- 移植をする場所の骨の幅が必要
- 外科手術が必要で、その外科手術を2か所の部位に行わなければならない
- ご高齢の方の場合、成功率が下がる可能性がある