インビザライン
マウスピース矯正について
マウスピース矯正の特徴
マウスピース矯正とは、ワイヤーやブラケットなどは使用せず透明のマウスピースによって歯を動かしていく矯正法です。特徴としては目立ちにくく、周囲の人に気づかれにくいこと、またマウスピースは取り外し可能なので日々の歯磨きやケアがしやすいといった事が挙げられます。
マウスピース矯正の装置の種類・特徴
種類
インビザライン・インビザラインGO
マウスピース矯正の種類はいくつかありますが当院ではインビザラインを使用しております。インビザラインは世界100ヵ国以上で提供され、900万人を超える方がインビザラインによる治療を受けています。
(2020年10月時点)インビザラインの中にもインビザライン・インビザラインGOがあり症例に合わせてドクターが最適な方法を選択しています。
特徴
マウスピース矯正の特徴は以下の通りです。
- 装置が目立ちにくい
- 取り外しができる
- 通院回数が少ない
- 金属アレルギーの心配がない
- 事前にシュミレーションを見ることができ、仕上がりを確認できる
マウスピース矯正で歯列矯正が
可能なケース
- 上顎前突(出っ歯)
- 乱杭歯や叢生(ガタつきのある歯列)
- 歯の隙間(空隙と言い歯と歯の間の隙間を言います)
- 歯の中心がずれている
- 前歯が捻れている
マウスピース矯正の治療期間
インビザラインの治療期間は3ヶ月半〜2年程度です。インビザラインの治療にかかる期間は3ヶ月半から2年程度と大きくばらつきがあります。これは患者さまの口腔内の状況や、どの程度の矯正をするかによって個人差が出てしまうからです。
軽度の矯正であれば1年もかからずに終了することもありますが、全体的な矯正を行うのであれば長くて2年程度かかるケースもあります。
マウスピース矯正治療の
流れについて
- カウンセリング 歯並びに関してのご相談・マウスピース矯正のメリット・デメリット・期間・料金などについて説明いたします。
- 検査 レントゲン写真の撮影・口腔内の撮影・口腔内を3D光学スキャナで撮影などを行います。
- マウスピースが届く マウスピースをセット・お渡し・注意事項説明などを行います。
- チェック・調整 1~2ヶ月に1回程度の間隔でご来院いただきます。
- 矯正終了・保定期間 きれいな歯並びになり、矯正は終了です。しかしまたここで矯正が終了したからといって、マウスピースをつけなくなってしまうと歯並びが再度崩れてきてしまいます。そのようなことにならない為にも、あらかじめ同封されているリテーナーを使用し歯並びをキープできるよう保定をします。
よくある質問
Q.かなり歯並びが悪いのですが、
マウスピース矯正で治療は
できますか?
A.マウスピース矯正にも適応になる症例とそうでない症例があります。
例えば以下のような症例はマウスピース矯正で治療することが難しいとされています。
- 抜歯の本数が多い場合
- 重度の叢生(歯列がガタガタ)
- 受け口の症状がひどい場合
- 上顎前突(出っ歯)の症状がひどい場合
これらのケースはマウスピース矯正では治療できないため、他のワイヤー矯正などをすすめられる可能性があります。
マウスピース矯正で治療可能かどうかは一度歯科医院で矯正の専門医に診察してもらいましょう。
Q.治療中の痛みが心配です。
日常生活に支障はないでしょうか
A.マウススピース矯正の痛みのほとんどは『歯が動く痛み』が大半を占めています。
海神あらき歯科・矯正歯科でも導入しているインビザラインのマウスピース矯正は小刻みに少しずつ歯を動かし、短い期間でマウスピースを交換するシステムを採用しています。そのため、痛みが少なく なおかつ矯正の効果もしっかりと得られるのです。
しかし少しずつでも歯を動かしていることには変わりはないのでやはり多少の痛みは生じます。(お食事中・マウスピース着脱時・ゴムの着脱時など)もし痛みが出た場合は痛み止めを服用しましょう。
矯正による痛みの場合、痛み止めの服用で症状が治まることがほとんどです。
もし痛み止めを飲んでも、改善されない場合は医師に相談してみてください。
Q.接待が多いのでマウスピースを
つける時間が確保できるか不安
A.マウスピース矯正は1日20時間以上装着することによって効果を得られます。
1日20時間上というと、食事をする時や歯磨きの時以外はずっと装着しておく必要があります。このマウスピース矯正では装着時間をしっかり確保する事が出来ないと、治療期間が反対に長引いて閉まったり、マウスピースが合わなくなってしまったりといった問題が出てくる可能性があります。
あらかじめ装着時間が十分に確保できないとご自身で思われるのであれば、取り外しする必要がないワイヤー矯正などをご選択される方がよろしいかと思います。ワイヤー矯正を始める上で見た目の部分が気になるのであれば、ホワイトワイヤーでの矯正や裏側矯正などもございますのでぜひご検討ください。
Q.マウスピース矯正か
ワイヤー矯正で迷っています
A.マウスピース矯正もワイヤー矯正にもそれぞれメリット・デメリットがあります。それを踏まえた上でご自身に合った治療方法をご選択いただくことが重要です。
まずマウスピース矯正は一番に目立ちにくいといった最大のメリットがあります。取り外しができるため、歯磨きなどのお口のケアも行いやすいです。しかしながら、マウスピース矯正は難しい症例には向きませんので、希望されてもマウスピースでの治療はできないと診断される可能性もあります。またマウスピースは1日20時間以上装着する必要があるので、装着時間を確保できない方には向かないでしょう。
ワイヤー矯正の場合は難しい症例も対応しており、矯正器具をつけ外しする必要もありません。また長く実施されてきている矯正方法のため、対応してくれる歯科医院も多いでしょう。デメリットといえば、マウスピース矯正と比べて器具が目立つこと、通院の必要があるといったことが挙げられます。自分のライフスタイルや、一番重要視したい点を押さえてから矯正の先生に相談に行かれることをおすすめします。
Q.スポーツをする際に
インビザラインは外す必要が
ありますか?
A.従来のワイヤー矯正は器具が歯の表面についているため、バレーボールやサッカー、ラグビー、バスケットボールなどのボディコンタクトがあるスポーツの場合には口の中を切ってしまう恐れがありました。
しかしマウスピース矯正は滑らかなプラスチックでできたマウスピースをお口の中に装着するため、お口の中を傷つけにくく、スポーツ中も装着していただけます。
注意が必要なのは矯正治療用のマウスピースはスポーツ用のマウスガードとは別物ですので、スポーツマウスガードのように『噛み締め』には対応しておりません。
マウスピースの破損や、変形。ひび割れ等のトラブルが生じる可能性があります。スポーツ時に矯正用のマウスピースを使用することは可能ですが、噛み締め癖がある方や、ウエイトリフティングなどの食いしばるスポーツの場合には事前に医師に相談してください。
Q.楽器の演奏をするのですが、
インビザラインで治療出来ますか?
A.マウスピース矯正では装置を取り外すことができます。そのためマウスピースを外してしまえば、問題なく演奏をしていただけます。
しかしながらマウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要であるため、歯磨きをする時間や、お食事の時間を除くと1日演奏できる時間が1時間から2時間程度となってしまいます。それ以上外している時間が長くなってしまうと、マウスピース矯正が思うように進まなくなり、治療が延びてしまうかもしれません。矯正を始められるタイミングは医師としっかり相談した上で決める事が大切です。
Q.仕事柄話す機会が多いので、
滑舌が悪くならないか心配です
A.マウスピース矯正は時間の経過とともに、装置による違和感や異物感は薄れていき、慣れてくると滑舌が悪い、喋りにくいと感じることは少なくなっていきます。
もしもマウスピースによって滑舌が悪いなと感じられる場合は、まず期間を確認してみましょう。マウスピースを装着してから1週間ほどしか経っていない場合はもう少し様子を見る必要があります。それでも違和感や滑舌の悪さを感じるのであれば、次のようなことが考えられます。しっかり装着ができていない、チューイなどを活用できていない、マウスピースの大きさがあっていない。しかしインビザラインは口腔内スキャンによる精密な型取りを行なっているためマウスピースのサイズがあっていないことはまず起こりません。滑舌が気になる際は、あいうべ体操や発音しにくい言葉を練習するなど、マウスピースに早く慣れるトレーニングを行うことが効果的です。
Q.飲み物を飲む際もマウスピースを
外す必要がありますか?
A.マウスピース矯正の特徴にもあるように、取り外しが可能であるためマウスピースを外して飲んでいただくことで、特に制限なく飲み物を飲んでいただけます。
しかし水の場合は装着したままでも飲んでいただくことが可能です。反対に糖分のある飲み物や着色しやすい飲み物はマウスピースを装着した状態で飲むことはおやめください。理由としては、糖分のある飲み物は虫歯を引き起こすリスクが高くなり、着色しやすい飲み物(コーヒーや紅茶、お茶)の場合は歯の着色汚れ、マウスピースの着色の原因となります。
Q.マウスピースの洗浄方法を
教えてください
A.基本的な洗浄方法は歯磨きなど、マウスピースを外したタイミングにお水で優しくマウスピースを洗浄してください。
この際に柔らかい毛先の歯ブラシを使用しても良いです。注意が必要なのが歯磨き粉です。歯磨き粉には研磨剤が配合されているため、マウスピースに傷をつける可能性がございますので、使用は控えましょう。
お湯での煮沸消毒などもNGです。マウスピースはプラスチックでできていますので変形してしまいます。基本的な洗い方にプラスしてマウスピース用の洗浄剤を使われると、より清潔に保つ事ができます。洗浄剤はドラックストアや通販でも販売していますが、商品によってはマウスピースの素材を傷つけてしまうものもあります。一度担当の歯科医師や衛生士に推奨のものを確認しておくことが大切です。
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